なぜ東大生で起業する人が少ないのか?

 

東大生はバカだ、東大生は使えない、ということを聞いたり耳にしたりします。

実際に東大出身の友人は、社会で使い物にならないと自虐的に言います。

 

でも、私からすると東大生は頭良いですよ。

頭一つ抜けているどころではなく、非常に頭が良いです。

 

仕事も非常に能力が高いと思います。

学習能力が非常に高いのだと思います。

 

そして、私立大学と違い、入試科目も幅広いですから頭の良さがバランスが良いのです。

頭を使うということにおいて、優れた能力を発揮します。

 

しかし、起業という自分でビジネスを起こすというところで考えると、東大出身者は圧倒的に数が少ないように思います。

私からすると、東大生が真剣に起業やビジネスについて考え始めたら、素晴らしいベンチャー企業は増えるでしょうし、日本経済のために良いのにと本気で思います。

 

ただ、決してそうはならないですね。

 

なぜだろうと思いますが、東大生にとって、わざわざ起業をするという選択肢を選ぶ前に、官僚であったり、大企業であったり、進路に困らないのですよね。

 

課題を与えられると素晴らしいパフォーマンスを発揮する

 

起業した人って、意外に起業するしか無いという人が仕方なく起業する場合が多いのです。

私も海外に住みたいと考えましたが、選択肢として起業しかなかったのですね。

 

駐在員になるという選択肢もありますし、海外で就職するという選択肢もあります。

外国人と結婚するという選択肢もあります。

 

しかしながら、それらの選択肢は自分で住む国を選べないですね。

 

私はいろいろな国に住んでみたいと思っていましたから、自分で住む国を選べるのは起業しかなかったのです。

私の友人の社長たちも、自分で何かをしたいと起業した人は少なく、会社勤めが無理だから起業したという人が意外に多いのです。

 

東大生のように社会の評価も高く、必要とされる人材であれば起業を選ぶこと無く、社会に出れるのですね。

 

そして、頭が良いですから課題を与えられると素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。

「この課題を与えられると」というところが、実はポイントです。

 

おそらく小学生の頃から、与えられた課題を素晴らしい成績でこなしてきているので、次から次へと課題が与えられ続けるのですね。

この問題が解けたら、更に難しい問題へと高みに登っていくわけです。

 

勉強に際限はありませんから、課題や問題が枯渇すること無く、目の前に絶え間なく提供されるわけです。

 

結果として、課題を与えられることが習慣になってしまい、既存の概念から抜け出しづらくなってしまうスパイラルに陥ってしまいます。

日本の教育システムの被害者なのではないかと思います。

 

子供の頃から起業することが社会貢献であるとか、イノベーションが素晴らしいとか学校で学んでいれば、東大生の皆さんは素晴らしい会社をいくつも立ち上げ、日本経済は活性化するのだろうと思います。

 

優秀な学生さんと話す機会があったので、こんなことを書いてみました。

 

Pocket