決意が芽生えた北京旅行

 

飲食は最後の砦なんて表現は飲食業をやられている方には失礼な話ですけど、たしかに、日本と違って中国では人口が違うので飲食は失敗しづらいのかもしれません。

やはり大成功するのは難しいと思いますけどね。

 

私が北京に行った当時、20店舗ほどレストランを経営している社長さんが友人にいるようで、困ったら食べに行けばよいからと言われていました。

たしかに、中国人の友人が経営しているレストランに行くと支払いが不要だったりします。

 

こちらも毎回支払い不要なので逆に行きづらくなったり。。。

これも、面子の世界でしょうか。

 

どこかで何かの恩義を感じていると、必ず何かの形で返そうとする気持ちは中国では感じます。

日本では忘れていたような感情を思い出させられる瞬間が中国にあったりします。

 

そのようなとき、日本は中国から様々な影響を受けていたのだなと感じます。

文化的なルーツといいますか。

 

今まで出会った中国の方々との出会いが非常に恵まれていたのかもしれません。

本当に嫌な思いをしたことないのですよね。

逆に日本人同士で嫌な思いをしたことはありますけど。

 

日本でも外国人と接したり外国に住む人たちは基本的に外国人や外国の文化に好意的な人が多いと思うので、そういう理由で嫌な思いをしたことがないだけかもしれません。

これはこれで、海外に住むにあたって非常にメリットなのではないかなと考えています。

自分に好意的な人と出会う確率が多い出会いって素敵ですよね。

 

ビジネスやお金が絡むと途端に嫌な思いもしますが、もともと友人でその後にビジネスを一緒にやることになった場合には、非常に安心して取り組むことができます。

私の北京での交友関係は基本的に紹介なので、本当に良い方々ばかり。

そして、成功している方々ばかりでした。

 

そのような方と接しながら、日本でしっかり教育されていたサラリーマンとしての考え方が少しずつ解放されていった気がします。

出会いは本当に大切です。

本当に運が良かったと思います。

 

色々ビジネスを考えたり教わりながら、あっという間に北京の初めての滞在は終わりました。

そういえば、観光名所らしき観光名所に行っていなかった旅でした。

ただ、自分の中でそれなりの決意が芽生えてきた旅でもありました。

 

1年後日本を離れるという宣言をする

 

北京に行ってみて想像とは違う街ではありましたが、今後の成長性というのは大いに感じた旅でした。

北京で成功している経営者の方と会い、それぞれが中国の未来を信じて進んでいる姿が非常に輝いて見えました。

 

当時の私は新規入社の社員が大幅に減り、一人一人の分担する業務が大幅に増え、バブル崩壊後の復活が見えないような状況でした。

金融機関の破たんや合併も続き、明るい未来が待っている感じではありませんでした。

やはり、このまま日本にいるより成長している中国に行ってみようと決意した旅になりました。

 

しかし、日本に戻ると両親は姉が海外に出たショックから抜け出せず、自分も海外に行くと言い出したらどうなるのかという感じでした。

また職場も新卒が入ってこないので、毎日の業務が非常に多く、辞めるスタッフが出たらどうなることやらという雰囲気で。。。

 

私一人辞めたところで、会社が回らなくなるはずは無いのですが、現場にいるとなかなかそのような考えにはなれないものですね。

 

一方、北京で知り合った友人たちからは早く来いと連絡が来るし、北京の方も香港で少しビジネスをしながら、早く海外に出た方が良いとのアドバイスばかり。

現実的に成功している方々を実際に見て、また、成長していく国の勢いを見て、どちらが楽しいかは考えるまでもありません。

 

また、中国に渡ることを前提に仕事も選び、日々を過ごしているので、迷う必要も無いのですが、やはり、両親の姿を見ていると切り出せるものではありませんでした。

ただ、両親も察知はしていたのだろうと思います。

 

急に行くと伝えると両親もショックが大きいと思うので、一年がかりで日本を離れることにしました。

一年後に日本を離れるぞと宣言をしたのです。

 

そうすると、現実味も無いのでそのうち気が変わるだろうとか、説得できるだろうとか考えてくれたみたいでした。

まあ、日本の金融機関に将来性が無いと思ってはいたはずなので、気持ち的に反対するだけで海外に出てチャレンジすることに反対していたわけではないのだと思います。

 

お互い心の準備の期間を設けたといいますか。

さあ一年後に出発と決めた2001年の夏でした。

 

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【なぜ海外移住したのか】01ー小林克也氏との出会いで世界を知る

 

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