白洲次郎似の英語教師

 

高校で再度海外に目を向けさせられる先生との出会いがありました。

副担任で英語の担当教師の先生でした。

 

先生は都立高校を定年退職されて自分の通っていた高校に赴任されてきました。

定年退職されたといっても、背筋はピシッと伸び、非常に健康的でジェントルマンでした。

毎朝、健康の為にひとつ前の駅で降りて、一駅分歩いて高校まで通っていました。

 

英語の授業も経験豊富で非常に厳しいながらも楽しい授業でした。

先生は英語を勉強されて、戦後のGHQの通訳をしていたそうです。

その体験談なども非常に興味深い話でした。

 

通訳とはいえ、アメリカ人に対して日本人として毅然と対応していた様子を語られていました。

自分の中では、白洲次郎氏のようなイメージ。

 

髪型もポマードで後ろに寝かして、先生の世代からは身長も高く体格も非常にしまっていました。

スーツを格好よく着こなし、とても定年を迎えた方とは思えませんでしたね。

 

その先生の話をお聞きするたびにどんどんアメリカへの興味が蘇ってきました。

そして、英語への興味も。やっぱりアメリカってすごい国なんだと思うようになり、とにかくアメリカに行ってみようと思いました。

 

アメリカに行けば何か見つかるのではないか。

非常に漠然とした思いが自分の中を占めるようになっていきました。

 

 ニュートンツアーでアメリカへ

 

高校の英語の先生との出会いでアメリカを再度意識しだしました。

とりあえずアメリカというものを見たいと思っていたところに、あるツアーの広告が目に入りました。

科学雑誌「ニュートン」主催の「第1回地球体験ツアー」の募集です。

 

行き先はアメリカ。アメリカの西部、中部をまわって恐竜の化石の発掘現場や博物館を巡る10日間のツアーです。

 

「ニュートン」創刊以来、定期購読していました。

恐竜は大好きで小学生の頃に上野の博物館でやっていた恐竜博に行ったときに巨大な恐竜の姿を見て魅せられました。

展示の最後に骨の化石を触れるコーナーがあり、今でもあの感動は忘れられませんね。

 

大好きな恐竜の発掘現場をまわるアメリカのツアー。

これは、恐竜好きでアメリカを見てみたい自分の為にあるようなツアーです。

早速、親に相談しました。

 

初めての海外旅行でしたので心配されるかなと思いましたが、あっさりOKでした。

「ニュートン」の企画というのも良かったのかもしれません。

高校1年の夏にようやくアメリカに渡ることになります。

 

「国際自由人シリーズ【なぜ海外移住したのか】」を最初から読みたい方はこちら

【なぜ海外移住したのか】01ー小林克也氏との出会いで世界を知る

 

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