世界地図と日本地図で世界を広げる

 

すっかり英語に挫折してしまいましたが、一方で、社会科の授業は面白かったのです。

もう中学生は世の中について勉強していかなくてはいけないと、新聞を毎日読むことを課題に出されました。

 

新聞の記事もいろいろありますが、先生は国際面を特に強調していました。

授業では必ず国際面にどのような記事があったかを発表させました。

 

自分の中にあった外国=アメリカというものが徐々に崩れていき、いつの間にか世界を形成する国の一つだという認識に変わっていきました。

これは、やはりつくば万博の影響は大きく、ほとんどのパビリオンを回ったおかげで、国際面に出てくる国々の名前のすべてに聞き覚えがありました。

 

やはり知っているものや触れたことのある事柄が教科書や新聞に載っていると自然と興味が湧いてきます。

今思うと、リビングに日本地図と世界地図が貼ってあり、万博から帰ってくると訪れたパビリオンの国を地図で探していました。

 

子供の目に触れるところに地図を貼っておくのは、非常にお勧めですね。

自分がどこにいて、世界はどのように形成されているのかを常に意識できるようになります。

世界地図だけでも日本地図だけでもダメで、両方の地図が一緒に貼ってあると常に世界の中の日本。

日本の中の自分というものを考えられる気がします。

 

子供ながら、自分は大人になったらどこに住もうかと漠然と考えていました。

社会科の授業も自分が住める国を探すために受けていたような気がします。

中学1年の時点で漠然と海外に住みたいなと思い始めていました。

 

人生に多大な影響を与えてくれた本との出会い

 

海外ばかり気になって、日本に住むということが選択肢の一つにすっかりなっていました。

そして、海外を強烈に意識しだした私に追い打ちをかけるような書籍との出会いがありました。

 

中学1年の誕生日に父が「竜馬がゆく」を買ってきたのです。

竜馬が海外を知り日本国内で争っている場合ではないとの考えになり、海外を強烈に意識し、海外と貿易などを展開していく行動に非常に興奮しました。

 

私も海外に出て日本の役に立ちたい。

これが私の使命ではないかと。お恥ずかしい限りですが、本気で考えていましたね。

この本との出会いで、海外へ展開していく自分を思い描くようになっていきました。

 

自分の知らない国で何も無いところから創造していくという仕事。

時代を作っていくというとおこがましいですが、そのような仕事に竜馬を通して、あこがれていたのかもしれません。

 

海外と出会い、通訳をめざしたり、海外留学を検討したりさまざまな選択肢があると思いますが、自分の中では海外で日本人が時代を作っていくということを、漠然とですが考えていくようになっていました。

自分が海外に出たら何ができるのだろうと考えながら、しかし、よくわからず、、、悶々とした日々を過ごすことになります。

 

「国際自由人シリーズ【なぜ海外移住したのか】」を最初から読みたい方はこちら

【なぜ海外移住したのか】01ー小林克也氏との出会いで世界を知る

 

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