寄宿学校の面白いシステム

 

さて、マルボロカレッジの教育の柱になっているのは寄宿学校(ボーディングスクール)です。

校長のピック氏と話していても、マルボロカレッジの魅力を最大限に享受するには寄宿舎に入ってもらいたいといいます。

イギリスの本校は寄宿学校ですし、マレーシア校のように通学の生徒を想定していないカリキュラムがベースなのだと思います。

もちろんマレーシア校では通学の生徒も多くいますし、小学部では基本的に通学です。

しかし、寄宿学校ならでの生徒同士の助け合い、切磋琢磨する環境を良いと考えているのだと思います。

寄宿学校に見られるシステムとしてハウスというものがあります。

ハウスは一番上の学年から一番下の学年まで縦割りで属するチームがあります。

マルボロカレッジでは赤とか黄色とか色ごとにハウスが分かれていて、クラスの中で色分けされ、その色ごとに体育祭でも競います。

クラス対抗ではなく、ハウス対抗になるのです。

このことにより、学年を超えて連帯感が生まれ生徒同士で学び合っていきます。

ハリーポッターでも寮ごとにスポーツも競っていましたよね。

まさにあれです。

学校内の人間関係が縦にも横にも構築していけるので、非常に面白い仕組みだと思います。

学習カリキュラムは国際バカロレアを採用しながら、イギリス色が濃いといえるでしょう。

イギリスは階級社会で伝統を非常に大切にしますが、一方で最先端のカルチャーを発信し続けている国です。

保守的でありながら革新的ではないかと思います。

 

教育ポリシーにプライドを持つ先生方の愛校心と情熱

 

どこの学校もメリット、デメリットがあり完璧な学校は存在しないと思いますが、マルボロカレッジの一番の魅力は先生方の情熱だろうと思います。

教育にポリシーがあり、そのポリシーにプライドを持ち、情熱を持って生徒に接しています。

一般的なインターナショナルスクールでは生徒自身の親の転勤に伴う転校も多く、愛校心を持ちづらいといわれます。

それはそうなのですが、実際には生徒だけではなく先生方の学校への愛着というものも大きく関係しているのではないかと思うのです。

先生方も3年程度で違う国に移る先生は少なくありません。

教育自体に情熱は持っていても、その学校のポリシーに強く共感し、そのポリシーにプライドを持つことは難しいでしょう。

名門校といわれる学校には、日本でも海外でもそれぞれ伝統がありポリシーがありプライドがあります。

先生方も強くそのポリシーを大切にし、その学校の特色となっています。

伝統校や名門校に入れるメリットは、そこにあるのではないかと思います。

ぶれない軸というのでしょうか。

マルボロカレッジには一般的なインターナショナルスクールとは違い、伝統校である強い自負を感じるのです。

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