マルボロカレッジ開校時の様子

 

さて、実際にマルボロカレッジの教育はどうだったかといいますと。

開校時にグランドの造成は終わっておらず、スタッフも慣れないことが多いので、不手際もあり不満を言う保護者は少なくありませんでした。

 

と書くと大変な事態のようですが、基本的には開校したばかりだから仕方が無いということを前提としたうえでの不満を言い合う感じで、深刻な問題が発生しているということではありませんでした。

 

しかし、一部の日本人の保護者は過剰なまでに反応していて他の保護者から白い目で見られていました。

日本人はなんでもきちっとしていないと怒る人がいますが、そもそも開校したばかりの学校で問題が起きないはずはなく。

 

それ以上にイギリス人の同級生の保護者と話していると、イギリス本国では入れるかわからないような名門校の教育をマレーシアで受けられることは非常にラッキーだと興奮気味でした。

ちょうどマルボロカレッジの卒業生であるキャサリン妃がウイリアム王子と結婚したタイミングでもあり、素晴らしい学校が開校したなあと皆が喜んでいました。

 

校長先生のピック氏はイギリスの本校で副校長をしており、キャサリン妃も教えたよと言っていました。

 

”語学はネイティブに学ぶべき”

 

授業の方は、ほとんどの先生がイギリス人でマルボロカレッジや他の寄宿学校経験者が赴任していました。

 

ただ、本校では11歳からの教育で、ジョホールバルでは5歳から受け入れています。

小学校に関していうと、マルボロカレッジはノウハウを持っていませんでした。

 

しかし、学校説明会でもピック校長が話していたようにアジアでグローバル人材を育てたい。

そのためには語学教育にも力を入れていきたい、という意気込みは伝わってきました。

 

たとえば語学教育では、5歳から英語で授業を進めながらスペイン語や中国語、フランス語などを学ぶ時間が作られていました。

そして、それらの授業にはネイティブの教師が授業を担当していました。

 

日本では幼稚園や小学生で外国語を習うときに、日本人が教えたりします。

子供にかぎらず初心者の場合には、日本人が教えがちです。

 

しかし、マルボロカレッジではネイティブの先生が教えていました。

ピック校長にネイティブの教師を採用して素晴らしいですねと話したら、語学はネイティブに習うべきではないのかと私の質問に驚いていました。

 

小さい子供とはいえ正しい発音を耳にしなくてはいけないと。

語学教育についての根本的な考え方が違うのですよね。

 

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