成長する北京での不動産に対する大衆心理

 

成長している街でどのエリアに投資をするかということを、北京の街で考えてみたいと思います。

 

私が北京に行った2002年は、まだ今のような不動産バブルと言われる大きな値上がりの前でした。

90年代と比べれば大きく値上がりしていましたけど。

 

北京という街は大きく東と西に分けられました。

今では郊外まで発展しているのであてはまらないかもしれません。

 

北京の中心は東城区と西城区。

東城区は商人の街。

西城区は政治や文人の街。大学も多いですね。

 

東の人はプライドばかり高くてお金が無い西の人を軽く見て、西の人はお金の為に頭を下げられる商人を下に見ていました。

ですので、地価を考えると東の方が高くなるのですが、エリアとしての価値は西の方がある。

 

日本の東京でいうと、港区と文京区でしょうか。

ちょっとしっくりきませんが、まあ、そのような感じです。

 

北京の場合、東側に更に東に延びる形で外国人エリアが作られました。

地元の人からすれば郊外なのですが、外国人からすれば新しくて便利な街です。

 

ここのエリアの地価もどんどん上がっていきました。

平方メートル単価でいうと、3000元スタートです。

 

おもしろいことに、どのエリアでも1万元になったところで一服感というか、これ以上上がったらバブルだと地元の人たちは大騒ぎ。

手放す人も多かったです。

 

しかし、外国人からすれば安いので手放すタイミングではない。

もっと値上がるべきだと思っていますからね。

 

結果として3万元や4万元まで値上がりました。

この時の大衆心理というものは非常に勉強になっています。

 

 

最も成長するエリアは集客できるエリア

 

まず、エリアの選定をする場合、地元の人の感覚で考えると成長幅の少ない堅実なエリアを選定してしまう恐れがある。

 

北京でいえば西城区です。

地価も高いし確実だと当時は高嶺の花のエリアを購入するケース。

 

これは、もともとが高いので投資として考えた場合値上がり幅は小さいです。

間違いないエリアですけどね。

 

では、どのエリアが勝てたのか?

北京でいえば東城区。外国人の多いエリアです。

値上がり幅は尋常ではありませんでした。

 

ただ、外国人の多いエリアもいくつかありました。

全てが大幅に値を上げているのですが、中でも一番値上がりするエリアというのは外国人が多いというだけではないのです。

 

外国人が多く、なおかつ流行に敏感な若者が集まるエリアが一番でした。

ようは集客できるエリアということですよね。

 

既存の街の価値観ではなく、新しい人の流れがどこにできるのかということですね。

都市計画というのも、このような成長している街にはたくさんあります。

 

今まで郊外だと思われているところに街ができていくわけです。

全ての街が成功するわけではありません。

 

もちろん、確実にどのエリアでも値上がりはするのですけど。

2割アップか5割アップか、それとも2倍か3倍か。

 

長く賃貸需要はあるのか。

人の流れが本当に重要になります。

 

 

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