サラリーマン気質を変えていくことが最初

 

私は2002年に北京に行きました。もう約13年。

正直に言うと、海外生活がここまで長くなるとは思っていませんでした。

 

最初は、中国ビジネスを覚えたいと飛び込みました。

日本にいるころから北京の方とお付き合いをして、それなりに知識は得たつもりではいましたが、日本ではビジネスをしていたわけではなくサラリーマン。

 

北京でというより海外に出て、すっかり身体に染みついたサラリーマン気質、サラリーマンの思考というものを自分で起業してビジネスを考えていくというマインドに変えていく作業が、一番最初に必要だった作業だった気がします。

 

まずは、徹底的にマインドセットに自分の時間が割かれました。

独立希望とサラリーマンのマインドは相反しますよね。

 

過去にサラリーマンを経験しながら独立して成功している社長さんは、そもそも、社長さんがサラリーマンをやっていたということなのではないかなと最近考えます。

サラリーマンが独立して社長になったわけではなくて。

 

しかし、このマインドセットは個人差はあるでしょうけど、時間をかければ変えていくことは可能だろうと思います。

自分はサラリーマン家庭に生まれ、サラリーマンを経験したので、自分でビジネスをするようになりたいと漠然と思っていましたが、考え方や行動のパターンが非常にサラリーマン的だったのではないかなと思います。

 

中国人って全員が個人事業主みたいな感じで、考え方が経営者っぽいです。

これは職業に関係なく、全員が経営者の視点。

なので、独立する人も多いですよね。

 

日本人の多くはサラリーマン的思考な気がします。

どちらが良いという話ではありません。

 

国民性なのか、向き不向きもあるでしょうけど。

北京に行って最初に感じたギャップ。

それは、中国人全員が持っていた経営者視点でした。

 

 

経営者視点で考える中国人

 

中国人は皆経営者視点を持っている。

これが、北京に行って最初に感じた価値観の相違でした。

 

香港大学の学生がほぼ全員株式投資などもやっており、机上の空論での経済談義ではなく、実際に自分たちが投資をしながら、世界経済を見ている。

 

このことにも非常に驚きましたし、お金を投資で稼ぐということが学生でもタブーの話題ではなく、普通の両親ともしているし、大学の教授とも経済の動きを討論しながら株価の考察にも生かしていくという行為。

これにも非常に驚きました。

 

北京に行ってみると、投資ということだけではなく、経済の動きに皆が敏感で自分が行った当時は、不動産の価格に非常に皆が敏感でした。

この価格についてもバブルに踊らされているということではなく、皆が、政治であったり経済に一言持っていて、デベロッパーの動きも経営者側の発想で読み解いていました。

 

皆が大きく成長している経済を前に、一攫千金を狙っていたのかもしれませんが、猫も杓子も不動産に敏感。

外国人とみると中国に投資をしていると思われるので、どんな投資をしているのだ?とかレストランのウエイターにも聞かれることもありました。

 

日本の場合、よほど本人の意識が高くないとそこまで行かないのではないかと思います。

中国人はとにかく人に使われるより人を使う側に回りたいと考えています。

 

大げさでもなんでもなく、全員が考えていると思います。

可能か不可能かは別として。

 

日本人の場合、本気で自分はそのような器ではないと考えている方が少なからずいるのではないかと思います。

しかし、中国人は例外無しな気がします。

非常に独立心旺盛です。

 

すいません、、、唯一、例外がありました。

なぜかわかりませんが、大学で日本語を専攻している人は、非常に日本的でした。

 

統計を取れるかわかりませんが、日本語学科卒の創業者になる割合って低いのではないでしょうか。

もちろん、日中間で語学を生かして創業されている方もたくさんいるでしょうけど、不思議とギラギラしている方は少ない気がします。

 

なぜか、先輩、後輩というものも存在していました。

中国では、学校の先輩、後輩の関係は日本のような絶対的なものではなく、非常に緩いのですが、日本語学科の学生は厳しかったですね。

 

そして、独立したいとか創業したいとかの相談も受けたことありません。

日本的な思考なのでしょうね。

 

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