ヨーロッパと日本をつなぐ

ライデン大学、大学院の日本学科で学んだデーブくんがオランダから福岡に留学に来たので私も福岡入りしました。

留学先の福岡成蹊学園の岩本理事長と昨年にオランダからの留学生受け入れについて相談したところ、留学枠を作っていただきました。

福岡は海外に向けどんどん発信しています。

福岡とヨーロッパをつなぐお手伝いができたらと思います。

学校に行くと偶然にも私が住んでいたマレーシアと中国からの留学生が到着していました。

これから皆さんの新しい生活が始まりますね。

デーブくんは日本で就職をしたいと考えています。

オランダ語はもちろん、英語もネイティヴ並み、日本語もペラペラです。

私がライデン大学に関わるようになったきっかけとなる日本語会話クラブという活動があります。

日本からの日本人留学生とライデン大学で日本について学ぶ学生が日本語で会話しながらお互いで学び合う取り組みです。

私が社会人から話しを聞くという企画で呼んでいただいて参加したのでした。

私はアジアでビジネスをしていましたから、アジアで日本語や日本について学ぶ学生の熱気については知っていました。

しかし、参加してみてヨーロッパで江戸時代は関係が深かったというものの、歴史の授業で出てきたなという程度のオランダという国で出会った学生たちに衝撃を受けました。

こんなに日本を好きで学んでくれている人たちがいたのかと。

同時にヨーロッパから遠く離れた日本について学んでくれている学生たちに感謝と日本人として何ができるだろうと思いました。

ライデン大学は世界で初めて日本学科が設置された国で、日本研究では世界的に有名です。

ライデン大学自体も日本でいう旧帝大のような位置づけの優秀な大学。

あのシーボルトも教鞭を取っています。

彼らの日本語能力は非常に高く、更に日本に対して造詣が深くインテリジェンスで日本が大好きな学生ばかりでした。

大好きな日本を学んでも先が見えない

日本学科で教えている日本人の先生と彼らは素晴らしいと話していると深刻な悩みを抱えていることがわかりました。

彼らは日本が大好きで日本の文化について研究していますが、卒業してから彼らの能力を活かす就職先が無いのです。

ですので、学生たちは大好きな日本を学びながらも先が見えない不安感から学ぶモチベーションを維持するのが難しいというのです。

オランダで日本企業や日本を知る人材の雇用を増やすことは簡単ではありませんが、日本でヨーロッパ市場を開拓したいけれど人材の確保に困っている企業はあるはずです。

ライデン大学の学生は日本語能力だけでなく英語はネイティヴ並み。

そして、ライデン大学の特筆すべき特徴は日本語学科ではなく日本学科であること。

日本語ができるだけではなく、日本の文化についても学んでいるのです。

日本の企業には魅力的な人材のはずです。

そこで、私の周りの方々に相談させていただきました。

今年から神奈川県松田町でライデン大学の卒業生が採用していただきました。

福岡成蹊学園では奨学生として受け入れていただきました。

必ず彼らはヨーロッパと日本をつなぐ人材になっていくはずです。

今回、福岡入りしたデーブくんは日本で就職活動をしていきます。

今回は福岡でライデン大学に交換留学でオランダの教育について研究していた九州大学院の学生ともデーブくんと一緒に再会しました。

オランダの教育事情について情報交換しました。

オランダの教育や働き方などは注目されていますが、実際に住んでみると日本での報道や取り上げられ方はバイアスがかかっていると感じることもあります。

真実のオランダの姿を彼らと書籍にし、更に情報発信できる場を作ろうかなと考えた次第です。

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